夜、凛子からの連絡を受けて早くに帰宅した正則は、徳延と共に夕食を食べた。そこで徳延は、妻の死後一年のこの機会に、静岡の商店の社長の座を正則に譲り、自分は東京で写真館を開きたいと告げた。正則と凛子は寝室で話し合い、お互い東京の仕事で引き受けられないという結論を出した。
翌日、正則は徳延に断りを告げた。徳延は落ち込みながらも、まだ東京ですることがあるのでしばらく厄介になると言った。その日の午後、街に出た徳延は、正則が明美とホテルへ入る現場を目撃する。
数日後、徳延は明美のアパートを訪ね、正則と一緒にさせてやるから言うことを聞けと迫った…。
