ある日、名古屋から仙台に移動中、トラックが東京で立ち往生してしまい、姉松枝の家に泊めてもらうことにする。松枝はサラリーマンの夫と離婚し、今は山崎という男と半同棲している。志保が訪ねてきたことで、竹下とともに深夜の食事会となった。そこへ大学生の娘いずみが酔って帰ってきた。
翌朝、いずみは着物を着る志保を憧れの眼差しで見つめた。友人の結婚式があるので着物が着れるようになりたいと、志保に着付けを教わることになった。志保は簡単に着るのは名古屋帯がいいと話した。
トラックの修理に時間がかかるというので、志保は息子の正雄を訪ねることにした。いずみも同行し…。