ある日、営業マンの菊原がいきなりなつめの腰に手を回し、その現場を目撃したベテラン編集者・柴がセクハラだと菊原を非難した。激怒した菊原はなつめの太ももに抱きついた。種田は菊原を免職処分にした。その後、種田は菊原が捨てたコートを羽織り、なつめを押し倒す妄想に耽った。そこへ柴がレイプだと騒ぎながら現れ、種田は自分をクビだと宣告する。妄想から覚めた種田は自分もストレスを感じていることを自覚した。
家に帰ると、種田は一家をめぐる妄想に溺れ、なつめにお父様と呼ばれ自分が一人の男として見られていないことに憤慨し現実に戻る。彼はもはや精神と肉体のバランスを失いかけていた…。