水面がきらきらと夏の日差しを照りかえす。そのきらめく青い水の中から突然、若い女の子が現れる。秋野素良は、青葉学院高校シンクロナイズド・スイミング部に在籍するピチピチの女子校生。そしてこの部内でひときわ目を引くシンクロ部キャプテン・宗源寺蘭子は特に素良にとってまぶしい存在だった。蘭子は、青葉学園理事の娘であり、容姿端麗にしてその演技は、水面に舞い降りた一羽の白鳥が如き優雅さに満ちていた。一方、素良は銭湯の娘で、日本女性の典型的な同長短足体型であった。そんな素良にも憧れの人がいた。榊原律人、バスケ部の美少年である。素良はそんな律人とのセックスを想像しながら、一人ベットで身悶えるのもしばしばであった。
ある日青葉学園に一人の新任教師がやって来た。実は、理事長が蘭子専属のコーチとして大金をつんでスカウトしたのであった…。