ある日、由佳子は街で会社員風の大滝と歩いている加菜と出くわした。加菜は一番大切なのは洋介で、遊ぶ金欲しさに援交しているだけだと言うと由佳子にも勧めてきた。夫との冷えた関係に寂しさを募らせていた由佳子は夫以上に愛してくれる人にめぐりあえたらと興味を持った。
その夜、浩一の携帯に電話すると女の声が聞こえてきた。彼の不倫を確信した由佳子はサイトにアクセスし、中年の立川との交渉を成立させた。だが緊張のあまりお金を貰い忘れてしまった。
後日、由佳子は加菜に立川との情けない顛末を話した。加菜に励まされ、由佳子は再びサイトにアクセスし…。