そんなある日、恒の父・新造が倒れてしまった。入院するはどではないが介護が必要。しかし、妻・栗子は「年寄りの世話をするために後妻に入ったのではない」と猛反発する。栗子は気が強く、嫉妬深い。その上性欲も旺盛だった。
ホテルのベッドの中で恒の愚痴を聞いていた聖花は、「私が行ってあげる。私、家族がいなくてひとりぼっちだったの」と言って、翌日から恒の家に家政婦として住み込むことになった。
恒にとってスリルに満ちた生活だった。栗子の眼を盗んでのキッチンファックに燃える。
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