「ま、まってトオル!」亜稀の抵抗もむなしく、興奮した徹は、愛撫もそこそこに合体する。亜稀の体に突き刺さる徹のモノ。激しく揺れる巨乳、しだいにクライマックスに達して果てる二人。
亜稀は自分の喘ぎ声にハッと目が醒める。ベッドの下で寝袋にくるまって徹は寝ていた。亜稀が今年無事に短大を卒業するまで、徹とのSEXはおあずけにしていた。亜稀は徹の頬にキスをし、「卒業したら一杯エッチしようね」とつぶやいた。
喫茶店。親友の桃子に生理用品を渡す亜稀。亜稀の父は、大手生理用品の製造会社の社長だった。亜稀の口添えで徹は父の会社に入社した。桃子は社長令嬢の亜稀に以前からコンプレックスを抱いていた。亜稀と徹が付き合っていることを知ると、桃子の女心はムラムラと燃えてきた。
数日後、亜稀は大山教授を訪ねた。学校から連絡があり、大山の授業の単位が取れないので卒業出来ないと言われた。亜稀はなんとかして欲しいと訴えた。そんな亜稀の体を見定めながら、大山はやさしく亜稀の肩に手を置く。
「君の論文には欠けているものがある。それは……エロスだよ!」