翌日、実家ではお葬式が始まり親戚一同が集まっていた。そんな時、縁側で休憩している富江に叔父の牧夫が『死にほど切羽詰まってるなら、直接いってくれれば相談に乗ったんだがなぁ。兄さん水臭いよ』と言う。父親の自殺原因は借金だった。落ち込む富江に『義姉さん、兄貴も死んだ事だし俺と一緒にならないか』と再婚話を持ちかける。しかし『それは、有難いけど…あの人に悪いし、それにエミちゃんだって嫌がるわよ』と富江。牧夫には娘のエミ(26)いた。牧夫は富江の胸を触り始める。『ダメよ…人に見られる…』と言う富江をトイレに誘った。燃え上がる二人。
一方、素子は朗と借金の事を話していた。『義父さんの保険金は幾らぐらい入るんだ?俺の借金も有るし、義母さんに聞いてくれよ』『こんな時に聞けないわよ…』そんな時、牧夫が居間にやって来る。『素子ちゃん、ちょっと付き合ってくれないか?』と素子を誘い出す牧夫。
良夫の書斎で日記を見せる牧夫。興味深く読む素子。そこに書かれていた内容に驚く素子。『しばらく日記をつける気にはなれなかった。数日前、妻が告白したのだ。俺が独立して会社を始めて以来、富江は取引先の人間複数と関係を持っていた。富江は俺の為にしたと言うが…』息を飲んで、ページを捲る素子『素子が高校を卒業した。素子は本当に美しく成長した。自分の娘でないと思うと、淫らな想像を…』愕然とする素子を『僕が代わりに、兄さんの思いを遂げてやりた!』と無理矢理襲う牧夫。抵抗するも『あ…ダメ‥ああ…』と悶える素子。燃え上がる二人。
夕方、弔問客が帰って一息つく素子。そして『みなさま、お疲れさま。少しだけど、お酒の用意してありますからどうぞ…』と親戚達に酒を振る舞う。
二階の部屋には、エミと広矢が酒を飲みながら話している。『ねえ、久しぶりに見せて上げる』とパンティを脱ぎ出すエミ『よせよ、酔っぱらい…』と広矢が言うものの、無理矢理抱きつくエミ。そして広矢のムスコを自分のアソコに挿入するエミ。激しく絡む二人。そんな時、素子と牧夫が部屋に入って来た。『広矢』『見ないで、義母さん!』『あ、お父さんもセックス?お先に〜』愕然とする牧夫と素子。『お前ら!』と怒鳴る牧夫だったが、突然、苦しみはじめる。元々心臓が弱い牧夫には衝撃が大きすぎたのか『ちょっと、休んでくる…』と部屋を出て行った。その後を追いかけてエミも出て行く。二人きりになる素子と広矢。
一階の居間では朗が富江に借金の相談をする。『お義母さん!ウチの会社も今、経営が厳しいんです。経理を任せた奴が、先月ドロンしちゃいまして』『けど私に何が出来ますか?』と富江。すると『お義母さんを抱きたい』と言い富江を犯す朗。嫌がるも悶えはじめる富江。『でも、こんな所、素子に見られたら‥』『素子と別れたって良いです。僕にはお義母さんが必要なんです』と燃え上がる二人。
一方、二人きりなった素子と広矢は『お義母さん、僕…』と言い素子にキスをする広矢。素子は抵抗しているが、次第に力が抜けていく。『あっダメ、お父さんの、お葬式なのに…』抱き合う二人。
事を終えた朗は『それで保険金はいつ下りるんですか?』と聞くが、富江は『何言ってるの?たった一回したでけじゃない』と相手にしなかった。すると玄関からエミの悲鳴声が聞こえてくる。そこには冷たくなった牧夫を抱えているエミがいた。『お父さんが死んでる!』
二階の部屋で激しく絡む素子と広矢。そこに朗と富江が入って来た。『素子、大変だ、叔父さんが…』と言いかけ二人のセックスを目撃する。『お、お前ら、親子で何やってんだ!』しかし、そんな事を気にせず、絶頂に達する素子と広矢だった。
数日後、有賀家のドアに忌中の文字が…。朗は借金苦に悩み自殺した。一方、牧夫は懸命の処置により命に別状は無かったものの、重い障害が残りリハビリ生活をしている。そして、素子と広矢は今日も夫の遺影の前で激しく絡み合う。