病室で横たわる信夫を前に泣いている歩美。横には両親と、車を運転していた女性・高田がいた。信夫は自分が幽霊になったことに気づく。しかし皆の会話から、どうやらまだ確実に死んではいないようだった。
行くあてもなく、信夫は高田について行き、彼女の生活を覗き見る。そのうちに、顔のただれた幽霊が現れる。怯える信夫ににじり寄る幽霊・香織。おそるおそる手を伸ばすと、やわらかいおっぱいに触れることができた。互いに触れ合えるのを良いことに、二人は合体した。
信夫は香織相手に童貞を卒業した。香織は自分を捨てた男への怨みで成仏できずにいた。自分の存在意義に悩み、現世を彷徨い続けてきた。しかし、信夫は彼女のおかげで初体験ができた。自分が無意味じゃないと知った香織の体は光に包まれ消えた。
信夫は自分の体に戻りたいと願いながら、歩美の行動を見守り続け…。