痴漢列車 指よりナマで

  • 2020/11/07
出演者:
小野寺亜弓
杉原みさお
しのざきさとみ
監督:
池島ゆたか
上映期間:
2020/11/14 - 2020/11/20
上映時刻:
10:00~
シアター:
七時四十二分。閉扉を告げる音楽か流れる。制服のスカートを翻しながら、ホームヘの階段を駆け上がる有紀。閉まりかけている扉をこじ閑けるように、むりやり乗り込む。
 とその時、有紀のお尻に男の手が…。その手は、スカートの中へ滑り込んで来る。クリトリスを優しく、激しく刺激するテクニックの妙に次第に気持ち良くなってしまう。
 パチン、という音と共に我にかえる有紀。彼女が感じている隙に、その痴漢がパンティのサイドを鋏で切ったのだ。パンティをむりやり剥ぎ取ろうとする手。そうはさせじと股に力を入れる有紀。パンティは、スルスルと股間をすり抜けて痴漢の手中に収ってしまうのだった。
 駅に着いて、降りる乗客の中に、有紀はその手の主を探すが、怪しげな人物はいても、確証は持てなかった。
 有紀と紗英が、並んで俯せに寝転がっている。有紀はゲーム・ボーイをし、紗英は雑誌を見ている。有紀「超悔しい。三日間も履き込んだパンティだったのに」紗英「声でもあげりゃよかったじゃない」話している二人、段々と落ち着かなくなってくる。二人の下半身はスッポンポンで、股間ではバイブが動いていた。二人は腹から、愛液の滴るバイブを抜くと、ジッブロックにそれを入れる。
 有紀と紗英が、先程のバイブの入った袋をブルセラショップの雅美に渡している。二人は、使用済みのパンティやバイブを売って、小遣い稼ぎをしていたのだ。雅美「有紀チャン、パンティはどうしたのよ。」
 電車でのことを説明するうち、有紀は再び悔しさが込み上げて来るのを感じた。
 有紀と紗英がファーストフードでお茶していると、有紀のポケベルが鳴る。ボーイフレンドの真治からの呼び出しだ。紗英もこれから写真集の撮影のバイトがあるとのことで、二人は別れる。 ラヴ・ホテル。有紀が真治と絡み合っている。真治の若くてがむしゃらなセックスに、恥じらってみせる有紀。フェラチオも恐る恐るだ。本命の彼氏の前では、純情を装う。
 スタジオ。紗英がセーラー服や体操着姿で撮影されている。恥ずかしそうな表情が美しい。カメラマンの中島も熱が入ってくる。服を脱ぐ紗英。ヘア・ヌードも辞さない。興に乗る2人は、絡み始める。中島は、カメラを代えて尚も撮影を続ける。バスルームの鏡の前で激しいファック。フラッシュがたかれる度に、上り詰めて行く紗英。
 翌日の朝、自宅のトイレで紗英は浮かれていた。生理が始まったのだ。慣れた手付きでナプキンを付ける。使用後のナプキンも、ブルセラに売ってしまうのである。
 七時四十二分。トイレで時間を取ってしまった紗英は、偶然有紀が被害にあった電車に乗ることに。走って息の荒い彼女のお尻に、痴漢の魔手が伸びる。来たな、と感づく紗英。こいつが有紀を襲った奴だろうか。少し様子を伺う彼女は、焦ってしまう。痴漢が2人いるのだ。首を少し回す紗英。ニヤニヤと笑っている。気持ち悪いオヤジがいる。とにかく紗英は証拠を掴んでやろうと、自ら手をスカートの中へ。紗英のスカートの中では、三人の手が入り乱れる。遂にパンティのヒモが切られてしまう。やっぱり、有紀をやった奴がいた。もう一つの余計な手が邪魔だ。結局、紗英はパンティばかりか、ナプキンまでも取られてしまうのだった。
 有紀の部屋。怒り心頭の有紀と紗英は、絶対捕まえてやろうと作戦を練る。まずは体力。股の力を強化する体操をする二人。次に頭脳作戦。パンティを履いてなかったら盗られる心配もないんじゃない?だったら、ノーパンでいこう!
 七時四十二分。有紀と紗英は、同じ車輌の二つ並んだ扉から、それぞれ乗り込む。時々視線を合わす2人。と、そのとき時、有紀が『来た』というサインを紗英に送った。ほば同時に紗英からも『来た」というサインが来る。股間をむりやり開いて侵入してきた手を、ギュッと股で挟んでしまう有紀と紗英。二カ所で、痴漢の男が悲鳴を上げる。
 駅でその男たちを捕らえると、早速ボディ・チェック。しかし、その男二人は鋏を所持していなかった。雅美「そう言えば、通販で女子高生のパンティを売ってる会社があったわ。それ電車とかで痴漢して仕入れたなんて触れ込みで、結構業界騒がしてるんだけど。」有紀は、雅美にその雑誌を見せてもらい、紗英と二人でその事務所へ乗り込むことにする。
 事務所の中には、盗んだとおぼしきブルセラ・グッズがいっぱい。その中に混じって、有紀のパンティや紗英のナプキンを発見。そして、その真ん中で絡み合っている尚輝と佳恵。その光景をこっそり覗き見る有紀と紗英は、大人の濃厚なセックスにしばし目を奪われてしまう。ついつい手がお股に伸びる二人。喘ぎ声で、尚輝が二人の存在に気付く。逃げ出す尚輝。追い掛ける二人。 尚輝の足は駅の方へ。ホームヘの階段を一駆け上がる。彼を追って、階段を駆け上がる二人。
 閉まりかける扉に駆け込む有紀。しかし、今回はちょっと勝手が違った。スカートが扉に挟まって、脱げてしまったのだ。しかも、ノーパンだった有紀は、公衆の面前で下半身スッポンポン状態。驚く紗英をホームに残し、電車は発車。尚輝は、高笑いで別の車輌へ。他の客も笑いだし、赤っ恥の有紀は、イヤ~ン、と車窓の外へ叫び続ける。