出演者:
監督:
新田栄
上映期間:
2020/04/11 - 2020/04/17
上映時刻:
シアター:
美沙が不倫相手の堀江とセックスをしている。彼女にとって、それは彼との最後のセックスだった。悪い男と知りながら、掘江の体が忘れられず関係を続けてきた美沙は、そのことが原因で前夫と離婚。愛娘とも会うことが許されない生活を送らされている。だが、堀江は美沙をそんな風に貶めても全く悪びれる様子はなく、気が向いた時に彼女を呼び出してはセックスを楽しんでいた。しかし、その日の美沙は「掘江と訣別する」と心にいう固い決心の下、堀江と会っていた。彼女は、宮坂啓一という内科医と再婚するのだ。セックスが終わると、美沙は堀江に別れを告げる。「もう、あたなに会うのはこれっきりにしたいの。私、別の男性と結婚するから」だが、堀江はいやらしい笑みを浮かべて言う。「お前が俺から離れられる訳がないじゃないか。心が離れても、体が忘れやしないさ」
宮坂家。風呂に入っている啓一のところへ、一人娘の雛子が入ってきた。宮坂家では日常茶飯事の風景ではあるが、妻と別れてから15年、男手ひとつで雛子を育ててきた啓一は、最近、18歳になっても父親と風呂に入る娘のこの行動を少し心配に思うようになっていた。そこで、彼は雛子には女親が必要だろうという考えもあって、美沙との再婚を決めたのだ。啓一は、雛子に再婚のことをそれとなく匂わせる。「雛子は、お母さんが欲しくないか?これから先、いろいろとお父さんには話しにくいこともあるだろう」だが、雛子は「私は、お父さんと一緒で充分に幸せよ」と言って、無邪気に笑うのであった。
それから数日後、啓一は美沙と再婚した。「新しいお母さんだ。最初は戸惑うかもしれないが、お姉さんだと思っていろいろと相談するといい」啓一にそんな風に美沙を紹介された雛子は、父親を心配させまいと顔では笑って美沙に挨拶するが、その実、心は嫉妬の気持ちではちきれそうだった。
その夜、雛子は眠れぬ夜を過ごす。いつもは淋しくて潜り込んでいた父親の布団に、昨日まで見も知らなかった女が寝ているのだ。
翌日。啓一は心軽やかにクリニックヘ出勤した。看護婦の知花は、啓一の再婚を祝福してくれた。
一方その頃、雛子と啓一を送りだした美沙に、一本の電話がかかってきていた。どこで調べたのだろう、それは堀江からのものだった。すぐに出てこいという堀江に、せっかくつかみかけた幸せを壊さないでと懇願する美沙。彼女は電話を切ってしまうが、堀江は家の近所まで来ていたのだ。美沙の家に上がり込んできた堀江は美沙を犯す。「いっそ、あなたのことを殺せたら…」堀江の首に手をかけて力を込めてみるが、エクスタシーには勝てない。何度も絶頂を迎えるのであった。掘江は、そんな美沙に携帯電話を残して帰る。「また、いつでも会いたくなったら電話してきな」
ところが、その様子を忘れ物を取りに帰った雛子が覗いていたのだ。父親と再婚したばかりの義母の不倫、そして初めて見る大人のセックスに、処女の雛子は目を見張った。しかし、彼女は意外にも冷静だった。そして、堀江たちが帰った部屋に入ると、美沙に声をかけた。「このことは、お父さんには黙っておいてあげる。だって、私はお父さんが傷つく姿を見たくないんですもの」雛子に、美沙はひたすら謝る。「ごめんなさい。でも、どうしようもなかったの。心では否定しているのに、体が彼のことを求めてしまうの。こんな話、あなたにしても分からないかもしれないけれど…、でももう二度とこんなことはしない。同じ過ちは繰り返したくないし、あなたや啓一さんを失いたくないから」「セックスのことはよく分からないけれど、とにかくもうこんなことは二度とよして」そして、雛子は携帯電話を取り上げると、美沙の代わりに捨ててあげると言うのだった。
その晩、雛子が帰ってきたのは午前0時を回った頃だった。一度だってそんな遅い時間に帰ってきたことのない雛子を心配する啓一。だが、雛子は「私のことなんかほっといて」と反抗的な態度をとってしまう。その時、雛子の頬に美沙の平手が飛んだ。「子供を心配に思わない親がいるもんですか!」娘と離れて暮らしている美沙にとって、それは思わず出てしまった行動だった。啓一にも手を上げられたことのない雛子は動転し、彼女もまた思わず昼間のことを言ってしまう。「男を・引きずり込んだあなたが、そんなこと言える権利があると思うの?」雛子の目に後悔の色が走った。父親を傷つけないようにしようと思っていた自分が、口を割ってしまったのだ。その夜、宮坂家は火を消したように暗くなった。
そして、その翌日から啓一は知花のところへ行ったきりで、帰ってこなくなってしまう。
ある日、雛子が携帯電話をかけている。それは、美沙の代わりに捨てた筈の電話だった。その電話で掘江を呼び出した雛子は、彼の車に乗ってどこかへと行ってしまう。車中、堀江に義母と別れてくれるように頼む雛子。彼女は、なんとかして父と義母の仲を取り戻そうと思っていたのだ。しかし、堀江がそんなことを聞いてくれる筈がない。彼は、人気のいないビルヘ雛子を連れていくと、そこで彼女を犯すのであった。初めての雛子は、恐怖のあまり抵抗も出来ない。彼女は、ズタズタにされてしまう。
掘江が帰って暫くして、雛子は携帯から自宅へ電話をかけた。心身共に傷ついた彼女は、美沙に助けを求める。こんな時は、女親にしか助けを求められない。美沙は、すぐに駆けつけてくれた。自宅へ雛子を運んだ美沙は、彼女を介抱する。「もう二度とこんな危険なことをしないで。娘を奪われる悲しみなんて、一度でたくさん」それから美沙は、別れて暮らす娘に対する思いを語って聞かせる。「生きている聞に、もう一度だけでも会いたい。そして、ひどい母親だったことを謝りたい」そんな美沙に雛子は言う。「それまで、私が娘代わりになってあげる、お母さん」美沙は、雛子の言葉に堀江との訣別を固く決心し、ふたりはギュッと抱きしめあうのだった。そして、その様子をドアの影から啓一が見ていた。
それから宮坂家は、元のような明るい家庭になった。睦みあっている美沙と啓一。その隣室では、雛子が一生懸命受験勉強をしていた。と思いきや、雛子は窓から侵入してきた掘江とセックスを始めた。義母から娘へ、肉体の悪魔は移っていったのだった。
出演者:
監督:
新田栄
上映期間:
2020/04/11 - 2020/04/17
上映時刻:
シアター:
美沙が不倫相手の堀江とセックスをしている。彼女にとって、それは彼との最後のセックスだった。悪い男と知りながら、掘江の体が忘れられず関係を続けてきた美沙は、そのことが原因で前夫と離婚。愛娘とも会うことが許されない生活を送らされている。だが、堀江は美沙をそんな風に貶めても全く悪びれる様子はなく、気が向いた時に彼女を呼び出してはセックスを楽しんでいた。しかし、その日の美沙は「掘江と訣別する」と心にいう固い決心の下、堀江と会っていた。彼女は、宮坂啓一という内科医と再婚するのだ。セックスが終わると、美沙は堀江に別れを告げる。「もう、あたなに会うのはこれっきりにしたいの。私、別の男性と結婚するから」だが、堀江はいやらしい笑みを浮かべて言う。「お前が俺から離れられる訳がないじゃないか。心が離れても、体が忘れやしないさ」
宮坂家。風呂に入っている啓一のところへ、一人娘の雛子が入ってきた。宮坂家では日常茶飯事の風景ではあるが、妻と別れてから15年、男手ひとつで雛子を育ててきた啓一は、最近、18歳になっても父親と風呂に入る娘のこの行動を少し心配に思うようになっていた。そこで、彼は雛子には女親が必要だろうという考えもあって、美沙との再婚を決めたのだ。啓一は、雛子に再婚のことをそれとなく匂わせる。「雛子は、お母さんが欲しくないか?これから先、いろいろとお父さんには話しにくいこともあるだろう」だが、雛子は「私は、お父さんと一緒で充分に幸せよ」と言って、無邪気に笑うのであった。
それから数日後、啓一は美沙と再婚した。「新しいお母さんだ。最初は戸惑うかもしれないが、お姉さんだと思っていろいろと相談するといい」啓一にそんな風に美沙を紹介された雛子は、父親を心配させまいと顔では笑って美沙に挨拶するが、その実、心は嫉妬の気持ちではちきれそうだった。
その夜、雛子は眠れぬ夜を過ごす。いつもは淋しくて潜り込んでいた父親の布団に、昨日まで見も知らなかった女が寝ているのだ。
翌日。啓一は心軽やかにクリニックヘ出勤した。看護婦の知花は、啓一の再婚を祝福してくれた。
一方その頃、雛子と啓一を送りだした美沙に、一本の電話がかかってきていた。どこで調べたのだろう、それは堀江からのものだった。すぐに出てこいという堀江に、せっかくつかみかけた幸せを壊さないでと懇願する美沙。彼女は電話を切ってしまうが、堀江は家の近所まで来ていたのだ。美沙の家に上がり込んできた堀江は美沙を犯す。「いっそ、あなたのことを殺せたら…」堀江の首に手をかけて力を込めてみるが、エクスタシーには勝てない。何度も絶頂を迎えるのであった。掘江は、そんな美沙に携帯電話を残して帰る。「また、いつでも会いたくなったら電話してきな」
ところが、その様子を忘れ物を取りに帰った雛子が覗いていたのだ。父親と再婚したばかりの義母の不倫、そして初めて見る大人のセックスに、処女の雛子は目を見張った。しかし、彼女は意外にも冷静だった。そして、堀江たちが帰った部屋に入ると、美沙に声をかけた。「このことは、お父さんには黙っておいてあげる。だって、私はお父さんが傷つく姿を見たくないんですもの」雛子に、美沙はひたすら謝る。「ごめんなさい。でも、どうしようもなかったの。心では否定しているのに、体が彼のことを求めてしまうの。こんな話、あなたにしても分からないかもしれないけれど…、でももう二度とこんなことはしない。同じ過ちは繰り返したくないし、あなたや啓一さんを失いたくないから」「セックスのことはよく分からないけれど、とにかくもうこんなことは二度とよして」そして、雛子は携帯電話を取り上げると、美沙の代わりに捨ててあげると言うのだった。
その晩、雛子が帰ってきたのは午前0時を回った頃だった。一度だってそんな遅い時間に帰ってきたことのない雛子を心配する啓一。だが、雛子は「私のことなんかほっといて」と反抗的な態度をとってしまう。その時、雛子の頬に美沙の平手が飛んだ。「子供を心配に思わない親がいるもんですか!」娘と離れて暮らしている美沙にとって、それは思わず出てしまった行動だった。啓一にも手を上げられたことのない雛子は動転し、彼女もまた思わず昼間のことを言ってしまう。「男を・引きずり込んだあなたが、そんなこと言える権利があると思うの?」雛子の目に後悔の色が走った。父親を傷つけないようにしようと思っていた自分が、口を割ってしまったのだ。その夜、宮坂家は火を消したように暗くなった。
そして、その翌日から啓一は知花のところへ行ったきりで、帰ってこなくなってしまう。
ある日、雛子が携帯電話をかけている。それは、美沙の代わりに捨てた筈の電話だった。その電話で掘江を呼び出した雛子は、彼の車に乗ってどこかへと行ってしまう。車中、堀江に義母と別れてくれるように頼む雛子。彼女は、なんとかして父と義母の仲を取り戻そうと思っていたのだ。しかし、堀江がそんなことを聞いてくれる筈がない。彼は、人気のいないビルヘ雛子を連れていくと、そこで彼女を犯すのであった。初めての雛子は、恐怖のあまり抵抗も出来ない。彼女は、ズタズタにされてしまう。
掘江が帰って暫くして、雛子は携帯から自宅へ電話をかけた。心身共に傷ついた彼女は、美沙に助けを求める。こんな時は、女親にしか助けを求められない。美沙は、すぐに駆けつけてくれた。自宅へ雛子を運んだ美沙は、彼女を介抱する。「もう二度とこんな危険なことをしないで。娘を奪われる悲しみなんて、一度でたくさん」それから美沙は、別れて暮らす娘に対する思いを語って聞かせる。「生きている聞に、もう一度だけでも会いたい。そして、ひどい母親だったことを謝りたい」そんな美沙に雛子は言う。「それまで、私が娘代わりになってあげる、お母さん」美沙は、雛子の言葉に堀江との訣別を固く決心し、ふたりはギュッと抱きしめあうのだった。そして、その様子をドアの影から啓一が見ていた。
それから宮坂家は、元のような明るい家庭になった。睦みあっている美沙と啓一。その隣室では、雛子が一生懸命受験勉強をしていた。と思いきや、雛子は窓から侵入してきた掘江とセックスを始めた。義母から娘へ、肉体の悪魔は移っていったのだった。