「お帰りなさい」
会社から帰った雨宮を迎えるのは、セーラー服姿のサツキである。ふたりは、そのまま、高校生になりきってSEXをし、それを8ミリで撮影する。この夫婦、常に知恵を絞っていろいろなコスプレをしてSEXがマンネリ化しないように努力しているのだった。
しかし、どんなに仲の良い夫婦でも新しい刺激が欲しくなるのは当然である。雨宮は、会社のOL・内藤美奈子に慕われていた。「私、課長とだったら不倫してもいいなぁ」
という美奈子。サツキにそのことを打ち明けると、サツキは意外にも、
「浮気しなさいよ」と言う。ただし、それを秘かに自分に覗かせて欲しいというのだった。
「妻は実家に帰っているよ」とウソをついて、雨宮は美奈子を自宅のマンションに連れ込む。サツキがクローゼットに隠れているとも知らず、美奈子は、積極的にフェラチオ、SEX。サツキはそれを見て、興奮し、そしてオナニーをするのだった。
美奈子は、すっかり勘違いしてしまい、その夜以来、雨宮にベタベタし始める。が、雨宮は美奈子を軽くあしらうのだった。
今度は、サツキの筋書き通りの「夫婦のゲーム」か始まる。サツキは、テレクラに電話し、若い男・今井尚也を家に呼ぶ。尚也はごく普通の大学生。なかなかのハンサムで、サツキは彼をひと目て気に入った。
ワケのわからない尚也の前に、雨宮が車椅子で現れる。
「キミ、頼むよ。私の前て妻を抱いて、満足させてやってくれ」尚也はすっかり本気にしてしまい、気の毒な夫婦の頼みを聞くことにする。雨宮の前で尚也はサツキとSEXをするのだった。
ちょうどその頃、雨宮を諦めきれずにいた美奈子が、マンション近くまて来ていた。若い男か入っていくのを見た彼女は、向かいのマンションの屋上から、雨宮宅を覗く。
サツキと尚也のSEXはエスカレートし、ベランダに出て盛り上がる。そして、車椅子の雨宮がそれを楽しそうに見ている。
美奈子はマンションから出て来た尚也に声をかけ、公園へ誘う。
そして、話すにつれ、雨宮夫婦に自分たちが利用されたらしいと気が付く二人だった。ひょんなことから意気投合した二人は、そのままラブホテルへ向かう。
数日後。夫婦はホテトル嬢を呼ぶ。むろん、二人の共通の趣味の女を選んて指名したのだ。ホテトル嬢・ゆかりは、面白がってくれ、3Pに燃えてくれる。レズを含む3Pから展開し、夫婦は満足するのだった。
好奇心旺盛な二人は、ゆかりに教わったSMマニアの集まりに参加し、その道のプロに教えを請うことにする。
その会は、数人のメンバーを集めてとあるマンションの一室で行なわれていた。まずはSの女王がM男を調教。続いて、サツキがみんなの前にひっぱり出された。
緊張が隠せないサツキだったが、人々の熱い視線の中、緊縛やムチ、バイブなとの責めでトランス状態に陥る。そして雨宮もまた、妻が人前て悶える様を見て、興奮する。夫婦はすっかりSMのとりこになってしまうのだった。
ある日、思いがけずに念願の一戸建て購入の夢が叶った二人は、SMの道を突き進めようと誓いあう。
引越し当日、大きな木箱が届いた。雨宮はサツキを縛り上げ、箱に詰め込み、蓋をし、釘を打ち付けていった。