女性を前にしても、もしこの女が巨乳だったら、と思うとドギマギして、まともに話もできない。おかげでいまだに独身だった。
ある日、仕事の帰りに昼下がりの公園のベンチで休んでいると、隣の男が妙に熱心に雑誌を読んでいる。何気なく覗き込むと、それは外人の巨乳が満載された、洋もの巨乳専門誌だった。思わず悲鳴を上げる沢野。
読んでいた男(古井)も驚くが、彼は仲間たちと巨乳崇拝クラブを作っている、巨乳マニアだった。巨乳が怖いという話を聞いた古井は、沢野に巨乳の手ほどきをすることに意欲を燃やす。
まず、古井は女房のリカとのセックスを撮ったビデオを沢野に見せるが、目を背ける沢野。生の巨乳に触れさせるしかないと考えた古井は、リカとセックスさせようとした。
古井はリカと沢野を残し、出ていった。リカの積極的な誘いでズボンを下ろした沢野に、リカのパイズリが襲う。沢野にとって確かに快感はあったが、夢の中のおっぱいほど迫力はなかった。そんな時、沢野の前に、夢に出てくるシスターにそっくりの志摩子が現れる。ビビル沢野だが、夢の女が目の前にいることに不思議な気持ちになる。
沢野は志摩子を古井に紹介すると、究極の巨乳を前に彼は狂喜する。自分と付き合ってほしいと懇願する古井。志摩子は沢野に気を使うが、沢野は性的に惹かれているわけではなかったので、別に構わなかった。
しかし、ホテルで古井と志摩子がセックスしている時、なぜか嫉妬のようなものを覚える沢野。その後、志摩子と話し合いながら、自分の巨乳恐怖症には子供のころの体験が関係しているような気がする。
一方、古井は巨乳崇拝クラブの松沢に連絡し、志摩子の話をする。ぜひ紹介してもらいたいという松沢。
古井からその話を聞いた沢野は、かなり抵抗を覚えるが、志摩子は付き合っても構わないという。
松沢と志摩子がホテルに行ってる間、沢野は二人のセックスを妄想する。その中で、かつて少年時代、年上の女性に性的ないたずらを受けた記憶がよみがえつてくる。どうやら自分の巨乳恐怖症は、その体験が心理的な傷になっているらしいと気がつく沢野。巨乳と、恥ずかしめられた屈辱。
沢野は修道女の衣装を用意し、志摩子に着てもらう。悪夢をなぞる沢野。しかし、志摩子の胸に顔をうずめ、かつての少年時代の心の傷を告白すると、不思議に心が安らぐと同時に、これまで封印してきた巨乳に対する欲情が噴き上がってくる。
子供のころからの心理的な呪縛を解き放たれて、巨乳と感動のセックスをする沢野。
晴れ晴れとした沢野は、古井たちの巨乳崇拝クラブに入会する。
志摩子と沢野、古井の楽しい3P。おっぱいを中心に三人の体が絡み合う。これが巨乳崇拝クラブの実体だ。志摩子の巨大なおっぱいは男二人がかりの方が楽しめる。