翌朝。那津男の朝食は毎日決まって、魚肉ソーセージを辛子マヨネーズで和えたキャベツと一緒にパンに挟んだホットドッグだ。マリカは朝食を済ませ、玄関に向かう那津男を引き止めると激しくキスした。そして彼のチャックを下ろすと、ペニスの形をした魚肉ソーセージが勢いよく飛び出した。マリカはそれを嬉しそうにしゃぶり、興奮して自らの股間を弄った。「どうした?」と、玄関先の那津男が首を傾げた。それはマリカの淫らな妄想だった。
那津男を送り出し、家事を終えたマリカは、ペニスの形に削った魚肉ソーセージを使って激しく自慰に耽った。
そんなマリカの元へ、田中が訪ねてきた。玄関のチャイムを鳴らしても応答がないので、彼は鍵を空けて入ってきた。ソファで眠っていたマリカは彼に声を掛けられ仰天する。田中は一年前の今日、仙台で会ったと言い、自分の名前を述べて土産を差し出した。そして、その時に預かったという鍵を置き、彼のスマホに保存してあるツーショット写真を見せた。だが、マリカには全くその記憶がなく…。