時は過ぎ、凛子は個人クリニックを開業し、再び彼の地へ戻ってきた。しかし、父の件が尾を引き開業とは名ばかりの閑古鳥状態。少しでも宣伝になればと受けた取材は、白衣の下でセクシーランジェリーを取っ替え引っ替えのエロ撮影となった。
そんな写真の反響を受け、予約患者が集まってきた。最初の患者は高齢男性・井川。検査結果からこのままではいずれ歩けなくなると忠告するも、何処吹く風で、逸物を露にして触診してもらえないかと言ってのける始末。凛子は風変わりな男性患者が増えたことに頭を抱えた。
井川を連れ処置室に通すと、絵里奈はすぐに鍵をかけ、中の看護師・吉子に「治療ですよ」と一声。井川が振り返ると、毛むくじゃらで野獣のような姿があった。驚愕する井川を前に看護服を脱ぎ捨てたその体は、乳房があり股間も存在する異形の姿だった。その後ベッドで吉子に後ろから犯される井川の絶叫が響き渡った。
帰宅した凛子を出迎えた恋人・一馬。ふたりが愛を確かめ合っている頃、絵里奈は医療メーカーの近藤を連れ、クリニックの処置室へ忍び込んでいた…。