町を歩くナナに声を掛ける長崎。彼女にそっけない態度を取られるが、近くのカフェまで誘い、ナナとヨリを戻したいと願い出る。だが、ナナには次のターゲットがいる。妻と別れるとまで言われたが、興味がないの一点張りで通した。邪険に扱われ、挙げ句に他の男に奪われるなど長崎には許せず、背後から彼女を殴りつけた。
女性写真家・千草に裸体を撮られるナナ。彼女こそが次のターゲットだった。表情に乏しいナナを指導するうち、千草は思わず彼女にキスをしてしまう。ナナは千草を受け入れ、抱かれていく。事後、ナナは千草にお金を貸して欲しいと言った。家賃を滞納していたせいで、アパートの大家に追いかけられたのだ。千草は、写真が出来たら一緒に送ると言い、映画のプロデューサーも紹介すると言った。
カフェで送られてきた写真を眺めていたナナは、気の弱そうな店員に注意される。すると、外にいる男が窓にへばりつき、ナナが写真窓に貼り付けると、いきなりナイフで手のひらを切る。その後、自分の腹にナイフを突き刺した。
ナナは映画館で見たインディーズ映画の監督・沢木に接触し、女優として使って欲しいと売り込む。ふたりはホテルで絡み合う…。