彼女の悩みはSEXに対して淡泊なことである。夫の文哉との結婚生活も、何とももどかしいばかりである。そんな夫に友人岬がモーションをかけていたのである。ある日、何時ものように巡回途中に末次貴子の檻の前にやってくる。すると、容里枝に見せつけるようにオナニーをしていたのである。
貴子は、容里枝がSEXが原因で夫とうまくいってない事を微妙に感じ取っていた。だからお前の旦那が他の女に走るんだと容里枝を詰る。
夜勤明けの朝、自宅に帰ると文哉と岬がベットの上で激しく絡み合っている現場を目撃してしまう。文哉は、悪びれた様子もなく、もう容里枝と一緒にやっていく自信がなくなったと。
そんな容里枝が、心の迷いから貴子に相談した。貴子は、自分が復讐をしてやってもいい、その代わり容里枝の体をご褒美にいただく。仕方なく頷く容里枝であった。
容里枝は、貴子に指定されたホテルで清水という男に会った。清水もまた、容里枝の体を代償に求めてきたのであった。夫とは違う、清水の性テクニックで今まで味わった事の無いようなオーガズムに達する容里枝だった。
ある日、文哉の浮気相手岬が勤めるスナックに現れた清水は、いたぶりながら岬を犯すのであった。数時間後、店の荒れように驚いた文哉は容里枝を問い質すために自宅に戻る。
そこに待っていたのは、容里枝だけでなく清水も罠を張っていたのだった。あえなく清水に、殴り倒される。
気がついた文哉は、裸にされ椅子に縛り付けられていた。清水に促されると、容里枝が文哉の体を舌で愛撫し始める。清水に、仕込まれた容里枝は今までの性に奥手な女ではなかった。不覚にも感じいく文哉。二人が同時にエクスタシーに達する。余韻に浸る暇もなく清水の手に握られたナイフが文哉のモノに当たる。驚愕の表情の文哉…。
数日後、檻の中では容里枝と貴子が全裸で抱き合っている。貴子の愛撫に官能の表情の容里枝、もうそこには、女刑務官ではなく一匹の牝がいるだけだった。