サツキがバッタリと家に来なくなり寂しい思いをしている有子であった。そんなある日、父の佐倉が久し振りに帰って来る。佐倉はSMマニアの富豪・岸田と話をつけ有子を嫁がせる為に戻って来たのである。久し振りに見る有子に女の色気を感じた佐倉は夏美に、「良からぬことを教えたのではないだろうな」と問いただす。夏美は「絶対ない」と否定した。実は有子は夏美のSEXを見てしまってから、オナニーをするクセがついてしまった。けれども夏美はそのことに気付いていなかった。夏美は留守中の出来ごととしてサツキのことを報告した。そしてサツキのテープを見せ、二人でSEXする。有子に対しても、信次に対しても支配的な夏美が佐倉を相手にする時は豹変する。マゾになりきり奉仕する。それを見ていた信次は複雑な思いに唇を噛むのだった。もちろん信次は佐倉と夏美の関係を知っている。しかし、夏美のことを思うがゆえに犯罪まがいのことに手を貸してきたのだった。嫉妬にかられた信次は有子に結婚をやめるように忠告する。そして夏美がサツキにどんな仕打ちをしたのかを話してしまう。しかし、ここまできたらどうにもならなかった。
有子19才の誕生日に佐倉と夏美は岸田の主催する秘密パーティに有子を連れて行った。妖しげな雰囲気の中でのSMショーを見せられる。岸田はM女・恵美を縛り上げ苛め、次いで夏美とレズらせるというショーを披露した。ショックを受けながらも有子は股間を濡らしてしまう。それを調べた岸田はおおいに満足した様子であった。
後日、泣いて嫌がる有子を佐倉と夏美は、本格的に調教を始める。なぜ佐倉は仮にも娘である有子をこんなめに合わせるのかというと、淫乱だった妻に対しての復讐のためであった。
結婚式の日が近付いて来た。ウエディングドレスの仮縫いの日、岸田はもうじき自分のものになる有子をドレスのまま抱くのであった。有子はもう奴隷化してしまい、無表情のまま岸田を受け入れていく。
佐倉の復讐はこれで終りを告げたかのように見えた。ところが……。