まず、第一話のエクセス初監督勝利一による電車バージョン。やはり痴漢の一言で思い浮かぶのは電車であり、痴漢を語るのに無くてはならない存在だ。風俗では山手線一周痴漢プレイなどもあるぐらい、その為にお金を払ってまでも楽しみたいというのだから驚き!小心者さんはそれぐらいが精一杯なのでしょう。数々の痴漢電車を撮り続けてきたエクセスだけに監督にかかる期待も大である。
そして、第二話の坂本太監督による便所バージョン。しかし、トイレともなると唯一プライベートの場所だ。デパート、レストラン、オフィスのトイレetc…。覗かれるつもりで用を足している訳ではないのに、何処かへ潜む小形カメラ。1~2フ穴があれば盗撮OK、遠隔操作も可能という優れモノだ。しかも顔までバッチリ写し、マニアの間で高く売買されるというから開いた口がふさがらない。さらに匂いで欲情する超マニアックなのも潜んでいるからこれも注意が必要だ。
そして、ラストを気持ち良くイカしてくれるのは第三話の初の奇才、佐々木乃武良監督による公園バージョン。公園などは一つの名所と化しているぐらい有名な場所もある。日比谷公園、代々木公園、などなど…。マニアには木の上や、ベンチの裏など縄張りがあり、獲物がいると連絡を取り合い集団で覗きにはげむ。またそのためにはベンチなども綺麗に掃除をして、そこにカップルが来てもらいやすいようにすると聞く。わざわぎ屋外露出プレイを楽しむ者。それを覗きに行く者、もちつもたれつの関係でお互いに満足できる絶好のポイントといえよう。
痴漢をしたくてもできない、正しいか正しくないかは理解不可能だが『お変態の仕方』満載オムニバス!くれぐれも真似しないように。