その後、大学の理学部に合格した昭比古は、地下アイドルとして活動中の久美から届いたクリスマス・ライブの招待状に舞い上がった。研究所内に人が来る気配を感じ隠れると、研究生のえりと一の谷教授が現れ、昭比古がいると知らずに求めあった。
ライブハウスで、オタク男子たちの前で歌い踊る久美。大勢のファンの中に昭比古の姿もあった。彼女と話が出来たのは、ライブ後の握手会のわずかな時間だけだった。眼鏡を落とした彼が会場に戻ると、マネージャー・尾形と久美が絡み始めた。陰で一部始終を見ながら涙を流し、勃起した昭比古は、二人が果てると同時に発射してしまい、尾形にボコボコにされる。久美はそんな昭比古を蔑しんだ。
一方、えりは妻に詮索された一の谷から別れを告げられた。昭比古とえりは本当の愛を信じ、共に研究に取り組むことになる。
数年後、彼らは飲むと愛が高まる新薬"エキゾスコール"を開発し、自らを試験体としていた。しかし、二人の方向性の違いが生じ、えりは昭比古の前から去っていった。
博士号を取った昭比古の屋敷に、彼の妻だという桂子が現れ…。