出演者:
監督:
木村純
上映期間:
2019/02/23 - 2019/03/01
上映時刻:
ジャンル:
シアター:
都下のベッドタウンの片隅に一件の理容室があった。いかにも暇といった様子でお客の姿が見えない。やがて、閉店の時間になり店のカーテンが閉まる。閉店したばかりの店の中から、女の喘ぎ声が漏れてくる。
声の主は店主の伸二と妻の純子だ。暇に任せ毎晩のようにお互いを求め会う二人。しかし、最近伸二のほうに元気がなくなった。数か月前からインポに悩まされていた。そんな伸二は純子に言われるまま丁寧な愛撫を繰り返す。いざ挿入し、これからというときに駄目になってしまう。最近純子は欲求不満ぎみだった。
そんなある日、純子が買い物に出かけていると千尋と名乗る三十路の女が休ませて欲しいとやってくる。ソファーに横たわる千尋の肢体を見つめながら、思わずゴクリとなる伸二。降り払うように散髪椅子に逃げるが、伸二のスケベな妄想は止まらない。気が付くといつの間にか寝入ってしまった伸二。目を覚ますと手際良く理髪をしている千尋がいる。ついさっきまで夢の中で千尋とスケベな事をしていた自分が恥ずかしくなり顔を赤くする。客の評判もなかなか上々。その様子を見ていた伸二と買い物から帰ってきた純子の二人は、状況が把握できずただポカンとしているだけだった。
散髪を終えた千尋は、純子にここで働かせてほしいと頼む。しかし、不景気なうえに客がいないのでは人を雇うほど余裕がないと、断られてしまう。そんな中、理髪店にある変化がおきてきた。ナント次から次へと客がやってくるではないか。開店以来の大繁盛に笑顔がこぼれる。千尋を採用するもなにも、もう手伝って貰わないと店は手に負えない状況になっていた。
忙しい一日が終り、千尋が掃除をしているとまたスケベな妄想に駆られる伸二。今度は千尋が「抱いて・・・!」と迫ってくる夢だ。夢の中で身をくねらせていると、現実では「凄いわ!こんなの久しぶりだわ」と純子が迫ってきている。
なんだか良く分からないが、千尋の出現で店は連日大繁盛、伸二のインポは復活。二人にとって千尋はまさしく福の神だ。
翌日も順番待ちの列ができるほど客の入りは上々。その中の客の一人が千尋の理髪を受けている。寝ている顔は、なにか悪い夢にでもうなされているようだ。賢也というその男は、風俗嬢のひかるとの恋愛に悩んでいた。彼女の真剣な思いに素直に答えられない。心のどこかで風俗嬢という肩書きが邪魔をする。千尋の理髪を受ける際、伸二同様賢也、また他の客も白昼夢を見ているのだ。
翌日も、翌々日も客足は絶えない。全て千尋のおかげか、白昼夢のせいか?
そんなここでの生活もなれてきたある日の晩。すっかり打ち解けた純子と千尋は楽しそうに会話が進む。お互いの過去の話や男性経験までetc。ついには千尋のリードでお互いの女の部分を見せ合い、味わい、白百合の世界へと発展してく。その様子をドアの隙間から覗く伸二。二人の恥態に思わず股間を握り締める。これで、信二のインポが直った事を確信した。千尋はこの理髪店を去ることを決心する。
翌朝早く置き手紙を残し、千尋は店を後にした。
相変わらず大盛況の店内。千尋のおかげで純子の様相もすっかり変わった。ミニスカートで妙に艶っぽく接客。客の視線も純子に注がれている。こんな妻にすっかり惚れ直す伸二。
同じ頃、賢也もまた千尋のおかげでひかるとの結婚を決意していた。まさに千尋は、人々を幸福へと導く福の神。今日もまた、新しい場所で人々に幸福をもたらしていることだろう。
出演者:
監督:
木村純
上映期間:
2019/02/23 - 2019/03/01
上映時刻:
ジャンル:
シアター:
都下のベッドタウンの片隅に一件の理容室があった。いかにも暇といった様子でお客の姿が見えない。やがて、閉店の時間になり店のカーテンが閉まる。閉店したばかりの店の中から、女の喘ぎ声が漏れてくる。
声の主は店主の伸二と妻の純子だ。暇に任せ毎晩のようにお互いを求め会う二人。しかし、最近伸二のほうに元気がなくなった。数か月前からインポに悩まされていた。そんな伸二は純子に言われるまま丁寧な愛撫を繰り返す。いざ挿入し、これからというときに駄目になってしまう。最近純子は欲求不満ぎみだった。
そんなある日、純子が買い物に出かけていると千尋と名乗る三十路の女が休ませて欲しいとやってくる。ソファーに横たわる千尋の肢体を見つめながら、思わずゴクリとなる伸二。降り払うように散髪椅子に逃げるが、伸二のスケベな妄想は止まらない。気が付くといつの間にか寝入ってしまった伸二。目を覚ますと手際良く理髪をしている千尋がいる。ついさっきまで夢の中で千尋とスケベな事をしていた自分が恥ずかしくなり顔を赤くする。客の評判もなかなか上々。その様子を見ていた伸二と買い物から帰ってきた純子の二人は、状況が把握できずただポカンとしているだけだった。
散髪を終えた千尋は、純子にここで働かせてほしいと頼む。しかし、不景気なうえに客がいないのでは人を雇うほど余裕がないと、断られてしまう。そんな中、理髪店にある変化がおきてきた。ナント次から次へと客がやってくるではないか。開店以来の大繁盛に笑顔がこぼれる。千尋を採用するもなにも、もう手伝って貰わないと店は手に負えない状況になっていた。
忙しい一日が終り、千尋が掃除をしているとまたスケベな妄想に駆られる伸二。今度は千尋が「抱いて・・・!」と迫ってくる夢だ。夢の中で身をくねらせていると、現実では「凄いわ!こんなの久しぶりだわ」と純子が迫ってきている。
なんだか良く分からないが、千尋の出現で店は連日大繁盛、伸二のインポは復活。二人にとって千尋はまさしく福の神だ。
翌日も順番待ちの列ができるほど客の入りは上々。その中の客の一人が千尋の理髪を受けている。寝ている顔は、なにか悪い夢にでもうなされているようだ。賢也というその男は、風俗嬢のひかるとの恋愛に悩んでいた。彼女の真剣な思いに素直に答えられない。心のどこかで風俗嬢という肩書きが邪魔をする。千尋の理髪を受ける際、伸二同様賢也、また他の客も白昼夢を見ているのだ。
翌日も、翌々日も客足は絶えない。全て千尋のおかげか、白昼夢のせいか?
そんなここでの生活もなれてきたある日の晩。すっかり打ち解けた純子と千尋は楽しそうに会話が進む。お互いの過去の話や男性経験までetc。ついには千尋のリードでお互いの女の部分を見せ合い、味わい、白百合の世界へと発展してく。その様子をドアの隙間から覗く伸二。二人の恥態に思わず股間を握り締める。これで、信二のインポが直った事を確信した。千尋はこの理髪店を去ることを決心する。
翌朝早く置き手紙を残し、千尋は店を後にした。
相変わらず大盛況の店内。千尋のおかげで純子の様相もすっかり変わった。ミニスカートで妙に艶っぽく接客。客の視線も純子に注がれている。こんな妻にすっかり惚れ直す伸二。
同じ頃、賢也もまた千尋のおかげでひかるとの結婚を決意していた。まさに千尋は、人々を幸福へと導く福の神。今日もまた、新しい場所で人々に幸福をもたらしていることだろう。