出演者:
監督:
新田栄
上映期間:
2019/02/16 - 2019/02/22
上映時刻:
ジャンル:
シアター:
事の始まりは、一週間前のことでした。町内会の仲良し・仲根美佐代さんが、商店街の福引きで一等の二泊三日ペア温泉旅行に当選。私と一緒に、行こうと誘ってくれたのです。最初、忙しく働いている主人に「私ばっかり、いい想いするのは悪いな」とは思ったのですが、ちょうどその期間は主人も出張中だったので出かけることにしました。
季節もよくなり始めた甲州のとある駅を降り、温泉宿へ向かった私と美佐代さんは、早速日頃の垢を落とそうと入浴。湯船に浸かって、お酒をやりながら、町内会の噂話で盛り上がり、2丁目の誰々さんはお隣のご主人と不倫関係にあるとか、商店街の文房具屋のご主人が八百屋の娘と怪しいとか、町内会長の奥さんが若い愛人を作って会長と離婚間近とか・・・・そういう話に疎い私は、皆さんの破廉恥ぶりにビックリ。つい、想像を逞しくさせるうち、美佐代さんとレズっぽいことをしてしまいました。
すっかり、リラックスした私と美佐代さん。夜のお楽しみは、食事にカラオケ。ところが、宴会場に伺うと、そこには商店街の酒屋の息子・水原瞬くんがいたのです。瞬くんと言えば、福引きの抽選会湯の手伝いをしていたけど…実は、彼と美佐代さんはいい仲だったんです!福引きでズルをして美佐代さんに一等を当選させ、ここで落ち合うことになっていた二人。「じゃ、私は利用されたってワケ?」仲良くデュエットする二人を見て、呆れる私でした。
部屋では、美佐代さんと瞬くんがいいことの真っ最中。瞬くんが取っていた部屋でなかなか寝つけない私は、もう一度、お風呂へ向かいます。すると、「只今の時間は混浴です」の札。「え、もし男の人が入っていたらどうしよう」躊躇う私。でも、旅の恥は掻き捨てって言うし。それに、みんなもいいことしてんです。私だって!と、思い切って入ってみました。
ポツ~ン。お風呂には、色気も何にもない地元のおじいさんが入っているきり。萎びたオチンチンを、見ても楽しくも何にもありません。さて、そろそろ出ようかしら・・・・と思ったその時、湯煙の向こうに若い男性の姿が!その引き締まった肉体に、私、悶絶。つい見とれて、長湯して、のぼせてしまった私は・・・。 気づくと、彼の部屋に寝かされていた私。浴衣は着ていたけど、その下はすっぽんぽん。と言うことは・・・・全部見られてしまったんだわ!意識を取り戻した私に、松田文哉と名乗った彼は「宿の人に知らせようと思ったんですが、それじゃあなたの裸がいろんな人に見られることになってしまうから」と。「まぁ、なんて紳士的な人なのかしら」よろめいてしまった私は、彼と一線を越えてしまいました。
翌朝、大学院で鉱石の研究をしているという文哉くんが石の採取に出かけた後、遅く目覚めた私は、昨夜の乱れっぷりにちょつぴり後悔です。「今頃、主人は出張で大変な想いをしてるのに、私ったら・・・・せめてもの罪滅ぼしに、主人の好きなワインでもお土産に買って帰ろう」まだ眠っている美佐代さんと瞬くんを残し、一人、町へ買い物に出かけた私。
ところが、そこで見てしまったんです。出張で北海道に行っている筈の主人が、同じ町内会の主婦・山川怜子さんと歩いている姿を!そう言えば、一等の温泉宿泊券のもうひとりの当選者、玲子さんだったんだわ。
果たして、ふたりは私が投宿しているのと同じ宿へ入って行きました。そして、部屋であんなこと、こんなこと・・・・ああ、信じられない。あの、真面目で、実直で、内気で、私一筋の主人が、不倫だなんて。私、悶絶。よっぽど怒鳴り込んでやろうと思いましたが、やめました。実は、主人の真面日過ぎる面が、最近、少し鬱陶しかったんです。だから、主人の違う一面を見て安心した私は、もう一晩羽を伸ばすことにしました。
夜。破廉恥な北村町の住人は、同じ温泉宿で、破廉恥な行為に耽るのでした。怜子さんと主人は部屋で、美佐代さんと瞬くんは宴会場で、私と文哉くんとお風呂で・・・・勿論、私は主人にバレないように。
出演者:
監督:
新田栄
上映期間:
2019/02/16 - 2019/02/22
上映時刻:
ジャンル:
シアター:
事の始まりは、一週間前のことでした。町内会の仲良し・仲根美佐代さんが、商店街の福引きで一等の二泊三日ペア温泉旅行に当選。私と一緒に、行こうと誘ってくれたのです。最初、忙しく働いている主人に「私ばっかり、いい想いするのは悪いな」とは思ったのですが、ちょうどその期間は主人も出張中だったので出かけることにしました。
季節もよくなり始めた甲州のとある駅を降り、温泉宿へ向かった私と美佐代さんは、早速日頃の垢を落とそうと入浴。湯船に浸かって、お酒をやりながら、町内会の噂話で盛り上がり、2丁目の誰々さんはお隣のご主人と不倫関係にあるとか、商店街の文房具屋のご主人が八百屋の娘と怪しいとか、町内会長の奥さんが若い愛人を作って会長と離婚間近とか・・・・そういう話に疎い私は、皆さんの破廉恥ぶりにビックリ。つい、想像を逞しくさせるうち、美佐代さんとレズっぽいことをしてしまいました。
すっかり、リラックスした私と美佐代さん。夜のお楽しみは、食事にカラオケ。ところが、宴会場に伺うと、そこには商店街の酒屋の息子・水原瞬くんがいたのです。瞬くんと言えば、福引きの抽選会湯の手伝いをしていたけど…実は、彼と美佐代さんはいい仲だったんです!福引きでズルをして美佐代さんに一等を当選させ、ここで落ち合うことになっていた二人。「じゃ、私は利用されたってワケ?」仲良くデュエットする二人を見て、呆れる私でした。
部屋では、美佐代さんと瞬くんがいいことの真っ最中。瞬くんが取っていた部屋でなかなか寝つけない私は、もう一度、お風呂へ向かいます。すると、「只今の時間は混浴です」の札。「え、もし男の人が入っていたらどうしよう」躊躇う私。でも、旅の恥は掻き捨てって言うし。それに、みんなもいいことしてんです。私だって!と、思い切って入ってみました。
ポツ~ン。お風呂には、色気も何にもない地元のおじいさんが入っているきり。萎びたオチンチンを、見ても楽しくも何にもありません。さて、そろそろ出ようかしら・・・・と思ったその時、湯煙の向こうに若い男性の姿が!その引き締まった肉体に、私、悶絶。つい見とれて、長湯して、のぼせてしまった私は・・・。 気づくと、彼の部屋に寝かされていた私。浴衣は着ていたけど、その下はすっぽんぽん。と言うことは・・・・全部見られてしまったんだわ!意識を取り戻した私に、松田文哉と名乗った彼は「宿の人に知らせようと思ったんですが、それじゃあなたの裸がいろんな人に見られることになってしまうから」と。「まぁ、なんて紳士的な人なのかしら」よろめいてしまった私は、彼と一線を越えてしまいました。
翌朝、大学院で鉱石の研究をしているという文哉くんが石の採取に出かけた後、遅く目覚めた私は、昨夜の乱れっぷりにちょつぴり後悔です。「今頃、主人は出張で大変な想いをしてるのに、私ったら・・・・せめてもの罪滅ぼしに、主人の好きなワインでもお土産に買って帰ろう」まだ眠っている美佐代さんと瞬くんを残し、一人、町へ買い物に出かけた私。
ところが、そこで見てしまったんです。出張で北海道に行っている筈の主人が、同じ町内会の主婦・山川怜子さんと歩いている姿を!そう言えば、一等の温泉宿泊券のもうひとりの当選者、玲子さんだったんだわ。
果たして、ふたりは私が投宿しているのと同じ宿へ入って行きました。そして、部屋であんなこと、こんなこと・・・・ああ、信じられない。あの、真面目で、実直で、内気で、私一筋の主人が、不倫だなんて。私、悶絶。よっぽど怒鳴り込んでやろうと思いましたが、やめました。実は、主人の真面日過ぎる面が、最近、少し鬱陶しかったんです。だから、主人の違う一面を見て安心した私は、もう一晩羽を伸ばすことにしました。
夜。破廉恥な北村町の住人は、同じ温泉宿で、破廉恥な行為に耽るのでした。怜子さんと主人は部屋で、美佐代さんと瞬くんは宴会場で、私と文哉くんとお風呂で・・・・勿論、私は主人にバレないように。