典子はこのクラブのOB。自分たちが果たせなかった『全国大会』に向けてのコーチをかって出た。自ら寮に入って、毎日厳しい練習に励んでいた。選手に選ばれた桂、アンナ、伸子はそんな典子にちょっぴりうんざりしていた。伸子は自宅から通っているが、あとの二人は禁煙、禁酒、禁SEXの厳しい典子の監視にげんなりしていた。練習中にも話題になるのは男の話。オクテな桂はいいが、アンナはすでに禁断症状が出ていると不満をもらしていた。けれども朝から夜までびっしりしごかれる彼女たちには、男を捜す時間もない。悶々とした日々を過ごしていた。
そんな部員に隠れて典子は、夜、寮を抜け出し、近所の公園でちゃっかり鈴木とSEXをしていた。覗きマニアの渡辺がその現場を目撃してしまった。女の顔を見ると女子寮のコーチではないか、部員たちから『鬼コーチ』と呼ばれている彼女にも弱点があったのだ。渡辺は思いがけない収穫に喜んだ。そのころ寮では、伸子から借りたバイブを使って、アンナが桂をからかっていた。生まれて始めてバイブを見た桂に特訓しているアンナ。始めは嫌がっていた桂も次第に感じてくる。そんな桂を見ていると無性に男が欲しくなる。桂の手を自分の乳房に導き、愛撫させる。バイブで興奮している桂もアンナにしがみついてくる。二人はお互いの体をまさぐりあって欲望を満たした。
寮の傍に潜んでいる浜田と渡辺、典子が寮を出ていくと入れ替わりに入っていく。部屋にはアンナが一人だった。桂はお風呂に入っていた。浜田と渡辺は部屋に忍び込み、アンナを襲う。騒がれることを覚悟していた二人だが、男日照りのアンナには絶好のカモであった。二人の男に思う存分サービスさせ、SEXを堪能した。桂がお風呂から上がってくると、意識も朦朧としたアンナが全裸で転がっていた。
浜田と渡辺は女子寮を覗きながら、毎日違う女を抱ける楽しみにひたっていた。練習の時は部員の間でも、昨夜の間男のことで話が持ちきりだった。三人の中で一番淫乱な伸子は、一度でいいから3Pをしたいといい今晩は伸子が間男を待つことになった。
寮の前で渡辺を待っている浜田、時間になっても渡辺が現われない。仕方なく一人で寮に忍び込んだ。そして伸子の待っている部屋に向かった。伸子は浜田に二人分のサービスを要求した。貧欲な伸子は果てることを知らない。浜田が必死にサービスするが、OKといわない伸子。そうこうしているうちに典子が帰って来た。部員の部屋の前を通ると伸子のあえぎ声が聞こえてくる。典子はドアを空けた。全裸でもつれあう伸子と浜田の姿を見て、驚き叫んだ。
伸子はとうとう退部になってしまった。アンナは責任を感じて落ち込んでいる。桂はどうしていいかわからないでただオロオロするだけであった。練習も思うように身が入らない二人。その夜遅く、渡辺が寮に忍び込んで来た。渡辺は浜田から話を聞いて、典子を何とかするつもりでやって来た。ぐっすりと寝入っている典子の体をまさぐる。徐々に感じてくる典子。ふと目をさますと渡辺が覆い被さっていた。典子が声をあげそうになると、耳元で鈴木と公園でSEXしていることをほのめかす。ガク然とする典子。「いいんですか、部員にバレても」といって、腰を激しく突く。感じやすい典子は反応してしまう。典子のあえぎ声が廊下まで聞こえてくる。アンナと桂は思わず、典子の部屋を覗きにいく。昼間の典子からは想像もできない典子が、渡辺をむさぼっていた。「コーチ!」と叫ぶアンナと桂。
その事件の後は、練習に差し支えない程度のSEXが解禁になった。典子は鈴木を呼んでSEXし、恥ずかしがりやの桂は浜田とSEX、アンナと伸子は3Pでも4PでもOK。女子寮は一転してSEXの館と化した。そんな寮を木の上から覗いている人影がある。暗やみで顔はわからないが、浜田、渡辺の後継者の姿があった。