居間には津島尚子の位牌が飾られていた。「まさか奥様が亡くなるなんて。三ヶ月前、奥様が家政婦協会に来られて、たくさんの家政婦と面接なさったんです。そこで私が気に入られて…」と経緯を話す京香。研二は「そうだったんですか。尚子は亡くなってしまったけど、これから宜しくお願いします」とあっさり京香を受け入れた。堅一、健三も納得し晴れて家政婦の仕事を始める京香だった。
翌日、朝食を作る京香。「これも尚子が教えたのか?」研二が言うと「はい奥様からすべて聞いております」と。満足する研二と健三。が、堅一は「味か濃い」とクレームをつける。すると健三が「京香さん、気にしなくて良いよ、甘やかすとボケるから」と助け舟を出した。
昼時、京香は賢一に気をつかい夕食の献立を聞く。しかし、堅一は京香に憎まれ口を言ってしまう。落ち込む京香。部屋に戻り後悔する堅一。
買い物に出かけた京香。途中の公園で研二に出会う。どこか寂しそうな研二。「尚子が死んで、仕事をする気力が起こらないんだよ。僕はもうだめだ」すると京香が「旦那様、私、奥様から何もかも引き継いでおります。きっとお力になれるはずですわ…」と研二の手を引いて行く。その様子をこっそりと覗く堅一。家に着いた京香と研二。すると研二は京香を押し倒す。絡み合う二人。そんな時、堅一も帰宅する。二階の部屋から妖しいうめき声が…。ソーと扉を開き中を覗くと獣のように絡み合う研二と京香の姿が‥。体が熱くなる堅一。
夜、帰りが遅い健三を心配して探しに出る京香。すると公園のベンチで一人黄昏ている健三を見つける。「どうしたの?」の京香。「あの日のこと、京香さん見ていたでしょ」と健三。実は、あの日以来、健三は彼女に軽蔑されて口も聞いてもらえなかった。「いいえ、彼女は軽蔑なんてしてないは」と京香が言い、いきなり健三の股間を握る。公園のトイレでセックスのレクチャーをする京香。激しく健三にセックスを教える。