ある日、恋愛講座のチラシを拾った康彦は興味を持ち参加してみる。雅志が生まれてすぐ、妻は離婚届を置き出ていった。以来、女性とは縁のない、いわゆるセカンド童貞だった。
講師の恋愛カウンセラー・美千子は、自己紹介する受講生の非モテ男たちに厳しい言葉で甘えた態度を否定していく。残りの人生を歩む伴侶が欲しい康彦、風俗をやめて結婚したい素人童貞の吾朗。彼らが結婚できないのは、全員童貞だからだと言い放つ美代子。彼女とは対照的に、明るくニコニコしているアシスタントのあかねが皆の癒しだった。
康彦と吾朗の会話にいきなり入り込み。偉人達のオンナに関するウンチクを語る又蔵。真性童貞の彼も仲間入りし、康彦たちは講義を受け続けた。
康彦は元妻とセックスした時の記憶がなかった。学生時代のクラスメイトだが全く親しくなかったのに、突然連絡があり、酔って気づいたらベッドの中。しばらくして、彼女から妊娠したと言われ、そのまま結婚したのだった。話を聞いた一同は皆、康彦が真性童貞だと結論づけた。美代子は己の身で童貞卒業させようとしするが…。