初恋のノンケ相手に過ごす時間が本物の恋の時間になる?
料理人をめざすコウは東京でひとり暮らしを謳歌していた。本当はゲイでもあるコウはいろんなハッテンバなどにもいってみたかったが、心の中にある何かが引っかかり行動できずにいた。
そんなある日、実家の父の訃報が届いた。
驚き急いで実家に戻ると失意の最中に周囲の人たちから結婚を勧められ、、、ウザい現実に思わず飛び出すと無意識に竹林に来ていた。そこはこどもの頃の隠れ家だった場所だ。
当時の思い出に浸っているとそこにたまたま高校時代の恩師・英治がやってきた。その姿を見ているうちに心のわだかまりの正体が見えてきた。コウにとって英治が初恋の相手だということに。けれど彼は所詮ノンケ。言い出せず心に蓋をしたということに。
そんな彼に釣りに誘われて舞い上がってしまい、思わず本音が飛び出して…。