数日後、投身自殺したミチルの葬儀の帰り道。同僚のユウとマリが喫茶店で話していると、ユウがふと気配を感じる。カウンターの向こう側から青白い顔のミチルが二人を見つめていた。
カウンセリングルームを訪れるユウ。手首の隙間にリストカット痕を残し、死んだ人が見えると打ち明けた。その後、ユウはマリから准也と付き合っていると聞かされる。マリは言い終わると大量の処方薬を一気に飲み下した。
夜、目を覚ましたユウ。シンクのそばには青白い顔のミチルが座り、こちらを見ている。逃げるように寝室に戻ると、天井には赤い風船。ベッドの下からピエロが現れ、ミチルの時と同様に口を塞ぎ、レイプする。涙を流し、くぐもった悲鳴を上げるユウ。
ユウはその出来事のせいで、徳永のもとでカウンセリングを受けていた。実はユウはミチルの婚約者である准也とずっと内緒で付き合っていた。だが、ミチルが亡くなりしばらく逢うのを控えている間に、彼はマリと付き合い始めたのだった…。